よろづやの水琴窟は木造数奇屋造りの松籟荘一階にあります。 これは平成三年建物改修の記念として設置されました。 日本人特有の美的センスから生まれた水琴窟は江戸時代に考慮されたと謂れていますが定かではありません。 現在では希少な存在となっています。地中ではじけ、反響する水滴の音は、 機械化された我々現代人の心に共鳴するような自然の「ゆたかさ」、「やすらぎ」を感じさせてくれることでしょう。 ―――コーンというかすかな水の音 ごゆっくり余韻をお楽しみください。